団体名: Samoa Conservation Society(SCS)
団体概要: サモアにおける生物多様性保全及び環境保護を目指す会員制NGOとして2013年に設立。サモアの各地域・政府・他団体と協力し、サモアの環境意識向上、絶滅危惧種の調査及び保全活動等を実施。また学校や青少年団体に対し、サモアの自然遺産教育や、絶滅危惧種・生息環境回復に向けた実践型講座を行う。
活動内容: サモアのFalealupo村(サバイイ島)、Uafato村(ウポル島)、その他多くの村で様々な保全活動を実施。外来種問題や乱獲・乱開発、生息地汚染や気候変動がもたらすサモアの環境課題の解決を目指す。
1) 種の保存及び広報・啓発活動
・ サモアの国鳥であるManumea保護・啓発活動
・ 希少・固有植物の収集・保存・啓発活動
・ 蝶の保護・啓発活動
2) 地域保全
・ 国立公園/保護区域の保全活動
・ エコツーリズム(遊歩道の整備等)
・ 防除(ネズミや外来種対策、狩猟に関する理解促進等)
・ 森林再生
3) 環境意識向上・行動変容
・ 自然体験ツアーガイド、緑地開発
・ 環境に配慮した生活の推進
・ 青少年を対象とした啓発教育活動
・ 理解促進に向けた、看板や標識の設置
・ 国際ISO規格に準拠したC-auditingの実施や植林によるカーボン・オフセットの取組
本基金の支援: 上記環境保護活動を実施するための車両購入資金
<絶滅危惧種>
オオコウモリ
(Pe'a taulaga)
(Pe'a taulaga)
サンショウヒタキ
(Tolaiula)
(Tolaiula)
ヒメアオバト
(Manutagi)
(Manutagi)
ズアオムスインコ
(Sega Vao)
(Sega Vao)